パッチ備忘録
パッチにはシングル・インスタンスのDBに当てるケース、RACに当てるケース、Grid Infrastructureに当てるケースなど、様々なパターンが存在するが、今回はRACのDBにのみ当てるケース。オプティマイザの検証などに使用することが多いので、忘れないように備忘録。
- パッチをMy Oracle Supportから取得する。ログイン後、「パッチと更新版」タブをクリックし、パッチを検索しダウンロードする。
- DBのある環境でダウンロードしたzipファイルを展開する。
- DBを止める。
$ srvctl stop database -d DB名
- 2で展開したディレクトリに移動。
- パッチを当てる。
$ $ORACLE_HOME/OPatch/opatch apply
- パッチが当たっているか確認。
$ $ORACLE_HOME/OPatch/opatch lsinventory | grep applied
- DBを起動する。検証開始。
$ srvctl start database -d DB名
- 検証が終了したら、DBを止めてからパッチをロールバックする。
$ srvctl stop database -d DB名 $ $ORACLE_HOME/OPatch/opatch rollback -id パッチ番号
- パッチがロールバックされているか確認。
$ $ORACLE_HOME/OPatch/opatch lsinventory | grep applied
Gridなどに当てるケースはマニュアルを確認する。
以上